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リンパドレナージ、リンパ浮腫との出会い


はじめまして。 のりこ鍼灸治療室 の皆川典子です。


私がリンパ浮腫の患者様と最初に出会ったのは

柔道整復師免許を取得して

3年目に勤務することになった病院でのことでした。

骨折やねん挫などで傷めた患部は癒えるまでギプス等で固定をします。

その固定が外されたあと、関節の動きや筋肉の力を取り戻すお手伝いを

するのが私たちリハビリ室スタッフの仕事でした。


固定期間中に動かすことがなかった手や足は

ギプスを外した直後はむくんでいます。

むくみはリハビリが進んで関節の動きや筋力が

取り戻されるにつれて退いてゆきます。

そのむくみが早く退く方は機能回復のペースも速いのでした。


院長 皆川典子

また 最初からむくみがひどい患者様は どうしても回復に時間がかかるのでした。

むくみと機能回復には関係がある、そのことに気付いて以来 やみくもに関節を動かそうとするのではなく

それと並行してむくみが退くようにマッサージすることにしました。

そうすると回復の足取りがぐっと早まるのでした。

「むくみ、浮腫って不思議だ」

私自身が 一日が終わると靴下の痕が脛にくっきりと残るほどむくみやすい体質であることもあって 浮腫に興味が芽生えました。


その頃 同じ職場の看護助手さんが乳がんになりました。

彼女は手術を終えてすぐから 肩関節のリハビリトレーニングに励んでいました。

一日も早い職場復帰を、と頑張ってリハビリした彼女の腕はじきに挙がるようになりました。

ところが、しばらくするとその腕がむくんできたのです。

私が それまでに見てきた「機能回復とともにむくみも退く」回復過程にはあてはまりませんでした。

「関節の機能が戻っているのに あとから浮腫が来た」のです。


むくみは彼女がいくら頑張って滑車運動を続けても 私がどんなに一生懸命マッサージをしても退くことはありませんでした。

ドクターから 「がん手術後によく起きるリンパ浮腫だ。」と教えられました。

腕をさすりながら寂しそうに彼女は呟きました。

「私 がんなんやから 生きてるだけでも ありがたいと思わなあかんのやね・・・・。」

その頃 まだリンパ浮腫治療は一般的に知られておらず 私はどうしてよいのか判りませんでした。

私に出来たのは 我流で考えたマッサージをし、運動指導をすることだけでした。

あれほどまでに懸命にトレーニングしていた彼女が職場に帰ってくることはありませんでした。

私は 彼女になんの手助けをすることも出来ませんでした。

これが 私のリンパ浮腫との出会いでした。


あれから 時が流れ

今ではリンパ浮腫への確かな治療指針が示されるようになりました。

リンパ浮腫は 正しいケアと治療を続けることで上手にお付き合いをしてゆくことが

出来る病気ということを 私も学びました。

あのとき出来なかったお手伝いをさせていただきたい、そんな思いで開業したのが

この のりこ鍼灸治療室です。


腸セラピー、腸もみ健康法との出会い 〜「未病治」は腸から〜


さて 私は 平成2年に柔道整復師の免許を取得して以来

病院や鍼灸接骨院、デイサービスで患者様の治療や

運動指導をさせていただいてまいりました。


しかし心の片隅には いつも後ろめたい思いがありました。

それは私自身が35年間という長きにわたって




院長 皆川典子

便秘薬なしでは一度たりとも うんちを出すことが出来ない「重症の便秘患者」だ、ということでした。

他の病気で入院したことがあるのですが そのときに病院で処方された便秘薬では まったく歯が立たず

内緒で自宅から持ってきた便秘薬を飲んで やっとのことで御通じがつく、そんな状態でした。

自分自身の便秘を治すこともできないくせに 偉そうに人様に治療や健康指導をしている。

これではいけない、なんとか出来ないものか。


そんな思いの便秘歴35年の私が さまざまに模索するうちに出合ったのが

「病気にならない腸もみ健康法」(「病気にならない生き方」の新谷弘美先生との共著・講談社)、

「一日3分腸もみ健康法」(講談社α新書)、

「一分でくびれる腸もみダイエット」(フォレスト出版)等の著書で知られる

砂沢 佚枝(いさざわ やすえ)先生の 腸セラピーでした。


早速 東京都 大塚にある 砂沢先生のサロン マザーアロマに行き

腸セラピーの施術と研修を受けました。


そして アドバイスを受けながら 自分でも腸もみ健康法を続けました。

するとどうでしょう。

あの頑固だった便秘が うそのように治ったのです!

これには 本当に驚きました。

尾籠な話で甚だ恐縮ですが 35年ぶりに便秘薬なしで初めて出たうんちは

写真を撮りたくなるくらいの感動でした。


私の場合は便秘でしたが 反対にお腹を壊しやすい方にも

腸セラピーは もちろん力を発揮します。

便秘の方は出るように、便通がありすぎるかたは留まるように。

腸セラピーは その方の身体が本来あるべき姿に立ち戻る力を高めます。


今では私にも毎朝、身体からの自然な気持のよいお便りがあります。

そして この喜びは 便通をとりもどすだけにとどまりませんでした。




朝目覚めたときから一日中 どんよりと詰まるようだった首や背中の凝りも いつのまにか消えました。

夜中に目が覚めてしまい それから鬱々と思い惑って 朝方まで眠れないことが多かったのが ぐっすりと眠れるようになりました。


たとえ 御手洗いに行って目覚めても すぐに再び眠りにつくことができるようになったのです。

これは たんに 眠りの質がよくなったということだけではありません。

悩みがあっても 「それはそれ、いまは寝る時間」と心を納めることが できるようになったのです。

悩みに振り回されるのではない、自分の心を取り戻すことができたのです。


毎日美味しく食事が頂けて、心地よくお通じがある。

この当たり前のことが 身体だけでなく心をも どれほど晴れやかに明るく健やかに輝かせてくれることでしょう! 


「未病治」は腸から。

心と身体を健やかにするには腸を綺麗に健康に保つこと。

このしあわせを 一人でも多くのみなさまにお伝えしたいと願っております。


皆川 典子みながわ のりこ

同志社大学 文学部文化学科 美学及び藝術学専攻卒 / 明治東洋医学院専門学校 柔道整復科 鍼灸科卒
鍼灸師、柔道整復師、腸セラピスト、医療リンパセラピスト、健康運動実践指導者、(社)日本ウォーキング協会インストラクター
好きなこと:犬の散歩、スキー、フィギュアスケートを見ること、本を読むこと
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